糸巻文庫

古代人の声をカタチにして、あなたに届けます

あの日のプール

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20年ほど前の夏、

友人たちとL.A.旅行をしたことを

8月7日に記したのですが ↓

時を経て… - 糸巻文庫

 

その旅行中に、生涯忘れられない不思議な体験があったので、

今日はそれを記しておこうと思います。

 

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関空から日本を発つ直前に、

私は高熱を出してしまいました。

 

今なら絶対に出国はできませんね…

だけど迷った末、友人3人に支えられつつ

旅行を断行してしまったのです。

 

…はい、L.A.に着くなり、病院に運ばれることになりました(笑)

めっちゃ迷惑‼︎

ありえなすぎる‼︎

 

友人たち、そして私たちの個人旅行をまるごとサポートしてくれた、友人の親友カップル(現地在住)、みんなの優しさが今も身に染みています。

 

アメリカの病院の方たちも、みんな温かかった…

 

いえ、忘れられないのは病気の件ではないのです。

 

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病院で診察を受けたその日はさすがに出歩けないため、私は1人で留守番することになりました。

 

みんなが夕飯を食べに行ってるあいだ、

友人の親友カップル(日本人の女の子&その子の社会人の彼氏、彼氏はアメリカ人)が私たちに丸ごと一棟貸してくれたコンドミニアムで、静かに横になっていました。

 

広くて静かな部屋の中で、

私は緊張していたのか

診察を終えてほっとしていたのか

そのときの心理状態まではもう思い出せません。

 

部屋に音楽がかかっていたことだけ、はっきりと覚えています。

あれはラジオからだったのかな…

 

MJQ(モダンジャズカルテット)の演奏な気がするのですが、ややテンポがあるけど音の粒が抑え目でビターな感じのめちゃくちゃ好みなJAZZナンバーがかかっていて、熱っぽい身体を横たえながら、じっと音を耳で追っていました。

 

すると、

 

音と自分の身体が溶け合って一つの塊になってしまったのです!

 

え?っと思ってるうちに、

仰向けになった自分の身体が、音の動きに合わせて水の上をすーっと流れ始めました。

 

ジェットコースターに近いくらいの、かなりのスピードです。

 

背泳ぎみたいな状態で、JAZZのテンポに合わせてどこまでも際限なく、身体が水上を滑っていくのでした。

 

驚きも恐怖もありません。

それまで生きてきて感じたことのある、あらゆる「喜び、気持ちよさ」をはるかに凌駕する、爆発的な快感に包まれていました。

 

天井を見ながら大の字になったまま流されていく、ただそれだけ。

 

上下左右や重力の感覚も消えています。

 

どこへ行くとか、

何のために、とか

概念というものがどこにもない、

宇宙空間みたいに広い場所にゆらゆらと

漂っているような感覚だけがありました。

 

身体が流れ始めて何分経ったのかわかりませんが、フッと現実に戻されました。

 

その体験は、今日まで誰にも話せませんでした。

 

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それから何年かが経ち、

世の中は北欧インテリアが大ブーム。

 

映画『かもめ食堂』を観たときに、

あの日 身体を浮かばせた感覚がよみがえるような、プールのシーンがありました。

 

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ヘルシンキにある、ウルヨンカトゥ公共プール、というらしいです。

 

「プール」を「無限に」泳ぐ、というと矛盾を感じるのですが、

あれは確かに海などではなく、プールに近い場所だった、と思うのです。

 

 

 

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翌日には体調も回復して、後半の旅行はめいいっぱい満喫できました。

そのとき買ったのが、このヒエログリフのレリーフです。

 

ウズラちゃんを見ていると、あの日のプールを思い出します。

 

5次元意識で生きるって

ライトボディって

あんな感じを指してるのではないかしら…

 

長い間、引き出しの奥にしまい続けた記憶。

 

2020年の糸巻が今こそ使うべき材料として

宇宙から体験させられていた出来事なのかもしれません^^