糸巻文庫

古代人の声をカタチにして、あなたに届けます

2020小満(遅)

2020年5月20日

小満(しょうまん)…万物盈満すれば草木枝葉繁る。暦便覧。

 

万物が次第に成長して、天地に満ち始める時期です。

植物は精気にあふれ、やわらかな若葉がみずみずしく輝いています。

 

個人の体感としては、春の花々が少しずつ勢いを弱め、紫陽花などの初夏の花に主役が移り変わっていく、そんな節目を感じる時期でした。

 

 

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【サツキ】

 

 

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【藤】

 

満開に咲き誇る藤棚の映像を、TVニュースで見ました。

正しく言うと、1つ残らず棚の足元に切り落とされた、藤の花を見たのです。

 

コロナ対策で“密“を避けるために、管理者の方が断腸の思いで判断されたとのことでした。

 

チューリップ、桜、藤…

今年はたくさんの花の名所を、もどかしい思いで見送りましたね。

私はバラ園をまだあきらめていません。

6月に再オープンしたら、まっ先に出かけたいと思ってます。

 

 

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【麦の穂】

 

背景を白にして、爽やかに。

私が住む地域では、はだか麦の栽培がさかんです。

初めてこの土地に引っ越してきたとき、

実りを迎えた金色の麦畑の景色が見たこともないくらいきれいで、5月の風を感じながら毎日うっとりしていたことを思い出します。

「麦秋」が5月の季語だということも、その頃習いました。

12歳の春でした。

 

同じ市内からの引っ越しでしたが、中学校入学と同時に転校となりましたし、

全く別の世界に生まれ変わったような感覚でした。

 

中学、高校の同級生である夫とも、その春に出会っていたことになります。

(中学生の間はお互いに面識なし)

(高校の時もお互い興味なし)

結婚相手に12歳で会ってるとか、、コワすぎる…‼︎

 

…で、小満でしたね。

子どもたちの学校が再開した時期と重なり、切り紙に集中できるまでちょっと時間がかかってしまいましたが、それも足跡。

麦や藤の、細かいカットも楽しく刻むことができました。

次は「芒種」へと続きます。