糸巻文庫

古代人の声をカタチにして、あなたに届けます

『千字文』より

f:id:beizan:20200127143148j:image

横60cm×縦200cm

 

 

所属している書道団体

年に一度の書道展が開催されました。

 

 

『千字文』

梁の武帝が周興嗣に命じて作成させたものと伝わる。千字からなる詩文で、一句は4字2行、全125句で千字。すべて異なる漢字が使われて、しかも8字ごとに韻を踏む。現代に至るまで、子どもに漢字を教えたり、書を学ぶ手本のためなど、日本でも広く用いられてきた。

 

 

お手本として好きな千字文の中から、16文字を選んで書きました。

昨年の秋に書いた作品です。

 

 

始  龍

制  師

文  火

字  帝

乃  鳥

服  官

衣  人

装  皇

 

 

直感で選んだ、千字の中の16文字。

どの文字も、書いていて弾むような気持ちになれて、楽しい文字たちでした。

 

まさかのインフルエンザA型を息子からもらってしまい、、書道展に足を運べず会期を見送ってしまいました。残念。

送っていただいた写真しか残らなかったけれど、

2019年秋、声にならないこの時期のエネルギーが確かにここに。

 

 

古い文字の多くが石に刻まれていることを思い浮かべて、

 

紙に書く

 

ではなく

 

石に刻む

 

という行為を和紙で再現するチャレンジでした。

 

石じゃないのに、石のような線を出すことも可能にする、和紙の秘めた力に最近ようやく気づきはじめています。