糸巻文庫

古代人の声をカタチにして、あなたに届けます

手紙をもらった日

不思議なもので

年初の記事で 手紙を書きたい、と言った私に

手紙を書いてくれた人がいました。

心臓が鳴り響きます。嬉しさで。

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届いています、ありがとう。

私も今日から少しずつ

心に浮かんだ可愛いものを

線や形にして、この場所に載せていこうと思います。

 

:::

 

思い出すのは大学時代

恥ずかしながら

パソコンに詩や散文を書きためたりしており…

同じように文学を志す綺麗な女の子と2人で

小さな冊子を作り、どこかへ置いてもらおうというささやかな試みをしたことがありました。

その時のコンビ名が「金絲社」キンシシャ

 

コレちょっとだいぶ恥ずかしい話だけど

さらしますよ、

 

この名前、どうやってつけたのか全く記憶にない

たぶんその綺麗な女の子がつけてくれたような…

もしかしたら2人とも名前に糸偏の漢字が入っていたからなのか?

 

テンション上がって名刺まで作ったりもした、

この文章を書きながら自分のペンネームを思い出してしまったよ、、、

 

【並木 鳥子】ナミキトリコ

…最高に恥ずかしいよね。

コム・デ・ギャルソン・トリコの影響絶対受けてるやろ、と当時の私につっこみたい。

 

私は相方の女の子のオーラに呑まれて

ぜんぜん自分を出せなくて

活動も一歩も踏み出せずに自然消滅しました。

彼女は堂々としてた、

だけど私は活字になったジブンの分身が

とにかく恥ずかしくてならず、

冊子も名刺も作るだけ作って誰にも配れず(笑)

 

本当に、このエピソードだけでも

大学時代の私がどれほど

こじらせ系の文学気取りだったかが十分ににじみ出てる。

 

:::

 

詩のこととか文学かぶれのこととかは

またじっくりと掘り下げることとして

(誰も興味はないと思うが)

 

私の本棚には今でも近現代の詩人に関する本が

小さなスペースを占拠しています。

 

昨晩、ふと久しぶりに開いてみた

「西条八十」さいじょうやそ

の詩集の中に

 

【かなりや】

というタイトルの詩を見つけたんですね。

 

 唄を忘れたカナリアは象牙の船に銀の櫂
 月夜の海に浮かべれば 忘れた唄をおもひだす

 

原文のままだと

カナリアを「金糸雀」と表記してあって

金の糸

から

金絲社

を思い出した次第です。

 

あれから20年を経て

図書館司書をしたり

論文添削をしたり

活字の周りをヒラヒラと舞いながら生活送ってきましたが

 

【自分の本をつくる】

 

という核心にフタをかぶせてきてた

というのが、正直なところです。

そのフタがゆるみ始めたのが2019年だったのではないでしょうか。

だって 糸巻文庫 っていう名前

見つけてしまっているわけだから。

 

もう、棚、用意して

本を並べていく気満々なんですよ、

潜在意識の中では…

 

糸巻文庫、どうですか?このネーミング(笑)

これも金絲社くらい奇妙な名前なのかもしれません。

でももうなぜか、恥ずかしくはない。

 

そして、相方に憧れすぎて会話すらできずに

自滅していった私では既になくなっています。

 

本を1人で一から作ろうとしなくても

仲間が必ず見つかる、

見つけてもらえる、

そんな新しいステージに 今

立っていること

並木鳥子さんに教えてあげたい。

あと20年待ってねって(笑)